使用頻度の高い WordPressテンプレートタグの 解説と使い方[入門編]

こんにちは、Web担当のざきです。

早いもので、私がWebの世界に飛び込んでからもうじき1年になります。
まだまだ新米のため未熟さが拭えない私ですが、そんな私も「入門編」と銘打つ記事を書けるようになったことに自らの成長を感じます。

さて、今回は当サイトでも利用しているWordPressについてです。
私と同様新米のWeb屋さんに役立てていただくため、また私自身の備忘録として、これまで扱ってきたウェブサイトでの使用頻度の高かったテンプレートタグをご紹介します。



インクルードタグ

wp_head()

利用頻度:S+ ぜったいつかう!

header.phpの</head>の手前に入れるタグで、多くのプラグインに必要なJavascriptやCSSがここに出力されます。
多くのプラグインが動かなくなってしまうので、必須のタグとなっています。
自作のテーマにプラグインを導入した際、うまく動かない・表示がおかしいと思ったときは、ここを確認しましょう。


wp_footer()

利用頻度:S+ ぜったいつかう!

</body>の手前に入れるタグで、wp_head()と同様にプラグインに必要なJavascriptやCSSがここに出力されます。


get_header()

利用頻度:S よくつかう!

テーマ内のheader.phpを読み込みます。


get_footer()

利用頻度:S よくつかう!

テーマ内のfooter.phpを読み込みます。


get_sidebar()

利用頻度:A 結構つかう

テーマ内のsidebar.phpを読み込みます。
マルチカラムのレイアウトを組む際、共通部分がある場合に利用します。


<?php include( TEMPLATEPATH . '/***.php' ); ?>

利用頻度:C まれににつかう

任意のテンプレートファイル.phpをインクルードします。
さらに複数の共通部分をインクルードしたい場合や、ページに合わせて共通部分を切り替えたい場合に利用します。


記事内で使うテンプレートタグ

ループ内で使用する必要があります。

the_title()

利用頻度:S よくつかう!

記事のタイトルを出力します。


the_content

利用頻度:S よくつかう!

記事の本文を出力します。


<?php echo mb_substr($post->post_content,0,150).'…'; ?>

利用頻度:B まぁまぁつかう

文字数を制限して記事の本文を出力します。
この場合150字以降は省略され、三点リーダー(…)が出力されます。
主に記事一覧などに使います。


the_time()

利用頻度:S よくつかう!

投稿日時を出力します。
PHPの時刻関数で日付・時刻のフォーマットを変更できます。

(‘Y年m月d日’) – 2015年10月21日

(‘Y/m/d A g:i’) – 2015/10/21 AM 04:24


the_permalink()

利用頻度:A 結構つかう

記事のURLを出力します。


the_title_attribute()

利用頻度:B まぁまぁつかう

記事のタイトルを出力します。
the_title()と用法が似ているように見えますが、the_title()には
等のHTMLタグが適用されるのに対し、the_title_attribute()には適用されません。
the_permalink()と併せてaタグのtitle属性等に主に利用します。

使用例


さいご

コピペでご利用下さい。